閉園直前のスペースワールドで商品開発の原点に遭遇。


年が明けてもう2週間!早い!新年のご挨拶もしないまま、確定申告に向けて数字とにらめっこしています。今年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
 
年末は、閉園少し前のスペースワールドに行きました。程々の賑わいの中に、閉園の気配がチラホラ。お土産コーナーにはCMでお馴染みの自虐ネタを発見!
スペースワールドは私の思い出多き古巣です。スペースワールドのオープン時期に社会人になり、地元のアパレル会社に就職。早々に挫折と引きこもりを経て、オープンから半年後のスペースワールドに入社しました。6年勤めたので、辞めてもう20年経つなんて早いなぁ。ここは仕事の面白さに目覚めた原点ともいえる場所。スタッフが皆若かったので、自主的に「誰かの困りごとを解決する」ことが仕事になった職場でした。
閉園前のスペースワールドでは、ドームの中に27年のあゆみが展示されていました。そこで懐かしいものに出会いました。それは靴カバー!私が型紙を作って、試作して、ヒール型やブーツ型に展開した靴カバーが展示されていました。
勤務当時はステージショーの衣装管理や早着替えの補助などの裏方をしていました。イベント毎の作業分担は持ち回りでしたが、常時担当していたのが靴。管理や見栄えの修復をするうちに、何十人ものダンサーの足サイズを覚えていたなぁ。一時期はシューフィッターの勉強をしようかと考えたこともありました。
 
衣装と一緒に作られる靴は、キャスティングが替わると毎回悩みのタネでした。衣装はサイズ直しが出来ますが、靴のサイズは変えられません。中敷きでの対応にも限界があり、特注すれば高価だし製作に時間もかかります。ほぼ新品でお蔵入りのブーツにはいつまでも出番が来ません。人の足癖が着いたヒールでもクタクタでも見た目を整えて使い続けるのはいかがなものか?
そんな時ダンス振付の先生から、本当は衣装ブーツではなくダンスシューズで踊らせてあげたいと言う話をされました。ダンサーにとってシューズは大事で、合わない靴はケガにも繋がるとおっしゃるのです。理想は一人に一足、シューズがくたびれたら交換。
衣装によってはロングブーツではなく、ショートブーツにレッグウォーマーの時もあり、衣装デザインと現物との折り合いも分かってきた頃でした。思い切って、靴の問題と靴カバーの提案をしてみることにしました。ステージの上でロングブーツに見えるような靴カバーとレッグウォーマーのサンプルを創り、どんなデザインでも同じダンスシューズで対応できるようにしたいと掛け合ったのです。(なんだかコレって『てぽか』創った時と似ている。。同じ人間、すること同じだな。)
この件の上役は管理職で、服飾業界も芸能界もよく分からないので、見た目に問題なければコスト的にOKな感じでした。徐々にどのステージ衣装も靴カバーを使うようになっていきました。
今回もステージショーを観ました。よく見ると靴カバーは、まだショーの中でも使われていました。ここは私の商品開発の原点でもあったのだなぁ。。
自営での仕事を目指してから、意識的に過去を振り返るのはまだ先にしようと思っていました。でも閉園と聞いて、さすがに行っておこうと訪れたスペースワールドでした。そして、ここにも忘れてはいけない初心がありました。あの頃は良かった…みたいな振り返りはまだしない。でも育てていただいたいろんな方やいろんな環境、そして初心を忘れずに謙虚に進んでいこうと思う年末年始でありました。

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